二人展 「海ノ光」「森ノ声」

二人展
「海ノ光」「森ノ声」

ーー お茶の集い「春の光と声」を終えて。ーー

 

 


お茶の集い「春の光と声」には
和やかで優しい時間が流れていました。


これまでに料理会や、お茶会を幾度となく開催してきましたが、今回の「お茶の集い」は少し違っていました。

茶道の基本を大切にしながらも、従来の作法に拘りすぎず自由で伸びやかにその一期一会のひとときを皆で作り上げ、その趣旨を大切に楽しみたい。

そんな思いで皆さんにお声をかけ このお茶会の開催が決まりました。

 


 

お道具はお二人の作品を見立てで設えるのは勿論

作家 自らがもてなす と言う趣向を快く承諾してくださったお二人と、
お声を掛けて集まってくださった協力者たち。

初顔合わせの面々がこの一日はその役割に心を配り、同じ思いのもと楽しいお茶会の時とお席を作ると言うものでした。

リハーサルもなし、
手順の間違いなどは大目に見てもらうことにして、
美味しいお茶とお菓子を味わって頂き、
そして自らも楽しむ

それを一番の約束事とし、



 

小雪の舞う中、会は始まりました。

その窓からの春の雪を眺め寛いで頂きながら、、

始まりは薫子さんが用意してくれた美味しいぜんざい
ぷーっと膨らんだ薫子さん手作りの熱々のお餅と
薫子さんならではのふっくらと炊き上がった大粒の小豆は優しく 甘さ控えめ。

小雪混じりの寒い日にはこの上ないご馳走です。

 



 

 

続いて、
大阪 餅匠「しづく」さんが今日のお茶会のために作ってくださったお菓子「海」と「森」です。

作りたてをお送り頂き、
お陰さまで無事届いたお菓子には

 

 

 

督田さんの器には「森」のお菓子を
池田さんの器には「海」のお菓子を と
お菓子の内容を記されたお手紙が添えられていました。

お二人をまたお二人の作品をよくご存知の「しづく」さんならではの希少なお菓子に思わず胸が熱くなってしまいました。

 

 

そして そのお菓子を盛り付けて出してくださるのは、神戸から駆けつけてくださった頼りになる助っ人池田さんのご友人でもあり、餅匠「しづく」芦屋店にお勤めの久山さん。
お作法も堂に入り、
お菓子の説明もお手のもの。
とても頼もしい存在。

お客様も
「海」と「森」のお菓子と聞くだけて感動です。
器とお菓子の景色も絶妙で、
口の中でとろけるお味に感激。

久山さんにお菓子の説明していただきながら、
味わってもらったところで、

今回のお茶会の亭主督田さんの登場です。

 

 


茶道の歴史や文化をしっかり学びながらも、アーティストである督田さんのお茶の世界は軽やかで自由、
お手前は長年しっかりお稽古を重ねられていて流れるよう。
身が引き締まる思いでその所作も拝見。

さらりとこなすところはやっぱりカッコ良くて魅力的

 

 


 

立て出しは池田さんと久山さんが張りきって引き受けてくだいました。
お二人は同じお茶の先生のもとでお稽古をされている仲良しさん。
息もぴったり、ハキハキと元気な関西の空気を存分に感じさせながらのおもてなしです。


ご参加頂きました皆様には
この会のこのひとときを堪能していただけていましたら、大変嬉しく思います。

見立てたお道具は全て二人の作品
お茶碗、お棗、水差し、蓋置、菓子器、花入れ、
そして お軸は 池田さんの作品であり 貝のモチーフが描かれた「小さな海」

 


 

どれもが相まって素敵な景色を作り上げていたように思います。

 

ご参加頂きました皆様ありがとうございました。

そして何より皆で作り上げたこの楽しいひとときは
幸せな時間でした。

裏方として支えてお手伝い頂いた「介」の内堀さん、
スタッフの布川さんありがとうございました。

お力添えを頂きましたみなさんのお陰で、
ギャラリーYO の早春のお祭りは楽しく盛況のうちに幕を閉じました。

 


 

 

春の光と鳥の囀りと共に一歩一歩訪れる穏やかな春を心待ちにしながら、

 

皆様に心より感謝申し上げます。