澄みわたる青空や風の冷たさの中にも
光の色や風の匂いに
春の兆しを感じるようになってきました。
周りの木樹の新芽は色付き、
鳴く鳥のさえずりも少しずつにぎやかになってきたようです。
春を待つ 嬉しい季節の到来です。
【 展示会のお知らせ 】
「海ノ光」「森ノ声」
2025.⒉22(土)_3.8(土)
11:00_18:00
会期中休み3.3(月).4(火)
池田優子(ceramic s)
深い海の底をまだ見たことはない。
そこには こんなざらっとした手触りの岩や 砂とが混じりあった石がコロコロと転がっていて
ゆらゆらと揺れながら微かに透す光に 貝や珊瑚や魚の群れキラキラと銀色に輝き、神秘的な美しさを放っているのだろうか。
海という自然界で遭遇する全てのものは時に荒々しくも想像を越えた美しい造形を作り出しているに違いない。
人を愛し、自然を愛し、海を愛する池田優子さんの自由で伸びやかな造形の世界はそんな「海の光」の世界を彷彿とさせる。
なめらかフォルムは優しく、大胆かつ繊細なテクスチャーは自然の力強さを感じさせる。
銀彩、白銀、白と黒で表現されたオブジェなような器たちとドローイングの風景は一瞬の時を深い海の中へと誘ってくれる
督田昌巳(木工家)
督田昌巳さんのギャラリーには作家ならではの趣のある手作りの茶室がある。
訪れる度に、
シーンとした静寂の中で、
しゅんしゅんと沸く釜の湯の音が迎えてくれる。
一服のお茶をいただく。
お茶を習い初めて 茶器も作る様になったのだそう。
日本の美、先人達の精神性や感性をも心と体で感じながら
木と向き合い、
木や森のことに想い廻らす。
遭遇する偶然を受け止め、時とともに生まれた造形を静かに見つめ、その微かな音にも耳を澄まし、ただ無心に淡々と、淡々と手を動かす。
おもむくままに無作為に体を動かし、独自の手法で新たな命を宿したその景色は凛とした強さと深い優しさが感じられ しなやかで美しい。
今日も木と向き合い、
静かに語りかけてくる森の声を聞き、山の姿を想い、空を見上げているのかもしれない。
お茶の集い 「春の光と声」
お二人の作家を交えたお茶の集いを催します。
茶 : 督田昌巳
池田優子
菓 : 餅匠「しずく」(大阪)
渡辺薫子
器 : 池田優子 (陶)
督田昌巳 (木工)
日時 : 2/22(土)
1部 11:00_12:00
2部 13:00_14:00
3部 15:00_16:00
定員 各回 6名 (要予約)
参加費 4.400円
参加申込み受付は
2/7(金) 20:00~となります。
お申込みはメール(yo.ttkt@outlook.jp)にて。
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参加希望の方が多い場合は抽選とさせていただきます。
ご参加決定の方のみに2/11(火)までにご連絡いたします。
yo.ttkt@outlook.jpからのメールが受診可能な状態でお申し込みください。
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◾お申し込み内容
1. メール件名 「お茶の集い」参加希望と明記ください。
2. 希望回
(第一希望、第二希望、どの回でも、)などとお知らせください。
3. お名前 (各自 お申し込みをお願いします。)
4. 電話番号、
メールアドレス
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尚、2/22(土)はお茶の集いにご参加のお客様を優先させていただきますが、
ご参加以外の方で、展示会ご入店希望の方は
お電話、メールでお問い合わせ、ご予約の上ご来店ください。
2025年企画展及びイベント予定のご案内
▪ 2/22(土)_3/2(日)
督田昌巳 (木工作家)
池田優子 (陶作家) 二人展
〈特別イベント〉
2/22(土)お茶の集い
▪ 3月29日(土)
渡辺薫子和菓子教室
▪ 4/12(土)_20(日)
MateriaL S/S Collection
▪ 5/10(土)_18(日)
「箱と青と硝子」
青乃助藤妄 (本藍染作家)
拿鞘 (台湾に生息する自然素材を使った手仕事作家)
翁再生硝子工房 (ガラス作家)
▪ 6/14(土)_22(日)
「木と竹と。」
酒井桂一 (木工作家)
木部大資 (竹工芸作家)
三笘修 (陶器) 特別出展
〈特別イベント)
6/14(土)
出野尚子さんによるお茶会
感染症対策について
店内の換気、消毒を行っています。
ご来店のお客様には、入場前に手指の消毒をお願いしています。
入店の際は、マスクの着用をお願いいたします。
ギャラリーYŌは住宅地の片隅に、
こんもりとした神社の樹木に抱かれたように静かに佇むギャラリーです。
移ろう季節の風を感じながらあわただしい日常から少しだけ離れた時間がそこには流れています。